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3月31日土曜日プラネタリウム新作番組発表会が開催されます

明日(2012年3月31日)、当宿より徒歩5分の飯田市美術博物館プラネタリウムにて、オリジナル番組の新作発表会が開催されます。
入場、観覧は無料です。明日の開館時から、受付にて整理券が配布されます。

飯田市美術博物館プラネタリウムドーム

飯田市美術館のプラネタリウムは、20年近く運用されたカール・ツァイス型のレンズ式投影機から、デジタルビデオモニターの表示画像を魚眼レンズプロジェクターでドームスクリーンへ投影する、デジタル式投影機へと一昨年更新されました。

ビデオプロジェクターという構造上、情報の解像度はビデオモニターの画素数で決まります。加えて、魚眼レンズでドーム内に拡大投影するため、肉眼では本来点として観察される星の表現は難しい機械かも知れません。

反面、ビデオプロジェクターですので、ビデオカメラで撮影した動画から、コンピューターグラフィックスのアニメーションなどまで、あらゆる映像媒体を投影することができます。

この特徴を利用して、飯田市美術博物館では、和歌山大学と共同でデジタル式プラネタリウム投影機用のドキュメンタリービデオを製作し、プラネタリウムのオリジナル番組として発表しています。


プラネタリウムは、星空を疑似体験して、星の勉強をする場所というイメージをお持ちの方が多いと思います。
しかし、現在のプラネタリウムの有料番組は、映画館で上映されている作品とそれほど変わりがないほどに演出され、多くがドラマチックに作られています。

エンターテインメント性を追求した番組作りが主流となって、有料番組の内容は、テレビドラマや映画作品のように楽しめるものとなりました。


明日のプラネタリウム・オリジナル番組新作発表会では、「ドームで見渡す地域と世界」と題し、360度パノラマビデオ映像というドーム表現に関して、午後1時から開催される基調講演を皮切りに、夕方5時ごろまで上映会が行われます。

新作発表では、「遠山川の埋没林」、「しらびそ高原」、そして「人形の街いいだ」と題したドキュメンタリー作品のドーム映像上映。

また、「遠山霜月祭」、「菱田春草」、「御池山隕石クレーター」といった、今までの作品も上映される予定です。

なお、午前中は通常の娯楽性の高い番組投影(有料)となっています。


ちなみに、複雑な機構をもち光源のメンテナンスも難しいレンズ式投影機の頃は、プラネタリウムの上映は週末と祝祭日のみでした。デジタル式投影機への更新により運用が容易となって、現在では美術博物館の開館日はプラネタリウムも毎日観覧できるようになっています。

プラネタリウムは、東京の日本科学未来館などに常設されている、精緻な恒星原版を投影するメガスターの様に、宇宙空間から星空を眺めるような圧倒的な星空を疑似体験できるという方向性。
そして、飯田美術博物館のデジタル式投影機の様に、ドーム表現に主眼を置いて、より手軽に多様な番組を提供するという二つの方向へ分化しつつあるようです。
もちろん、これらを併用する複合方式(ハイブリッド式)も予算に応じて選択できるのが、現在のプラネタリウム事情なようです。

近い将来には、ドームの投影スクリーンに高解像度の高輝度パネル表示装置が直接取り付けられて、プラネタリウムも投影方式から直視モニターへと変わってゆくことと思います。

写真の様なドーム外装は、モニターパネルの放熱板が並んで、別の形状になるのかも知れませんね。

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